私の彼氏のサトルは最低だ。
浮気症で、スケベで、いいかげん。
私の仕事が忙しくてちょっと会えないと、すぐに浮気してしまう。
ルックスも割とイケメンだし、話していても面白いし、やさしい感じがするので、女の子にモテるのは仕方がないと思う。
でも、私と別れたくないなら、もうちょっとバレないようにしてほしい。
この間、浮気を責めたら、
「だって、アヤノちゃんは、生ハメさせてくれるんだもん。」
とぬかしやがった。
私はコンドームなしでのセックスは絶対に許さない。
避妊っていうのもあるけど、それだけならピルでもなんとかなる。
まあ、足がむくみやすくなるとか、太りやすくなるとか、副作用もあるけど、自分でできる分、ピルは安心だ。
サトルとのセックスでコンドームが欠かせないのは、生ハメなんかしたら、性病をうつされかねないから。
浮気されたあげく、性病をうつされたら、泣くに泣けない。
「生ハメさせてくれないから、生ハメさせてくれるコと浮気する。」
サトルのあまりに勝手な言い訳に、私はぷちーんと堪忍袋の緒が切れるのを感じた。
私はすぐにサトルと別れた。
サトルと別れたさみしさは、サトルの友人のトオルくんが埋めてくれた。
トオルくんは、マジメで一途な感じの男性で、サトルとは正反対だった。
「あんなに仲良かったし、サトルの浮気にも耐えてたのに・・・。」
トオルくんが、サトルと別れて後悔しないのかと心配するので、私はサトルの「生ハメさせてくれないから、生ハメさせてくれるコと浮気する」発言の話をした。
トオルくんはものすごく呆れて、それ以来、よりを戻すようにとはいわなくなった。
私は相談にのってもらっているうちに、誠実でマジメなトオルくんを好きになり、トオルくんと付き合い始めた。
トオルくんのセックスは、サトルみたいな奔放さはないけれど、すごく愛されているのがわかるようなやさしくて丁寧なセックスだった。
サトルはサトルなりにプライドがあったのか、
「トオルはいいやつだから、ハルカもしあわせになれるよ。」
みたいなことをいってきた。
私と別れてから、ますます女遊びが激しくなったサトルは、生ハメしまくったらしく、時々、性病にかかって、泌尿器科に行っているらしいとトオルくんに教えてもらった。
性病をうつされたり、女の子にうつしたりしながら、懲りずに生ハメしているサトルは馬鹿なんじゃないかと思う。
私はトオルくんとのセックスで、はじめてちゃんとイくっていうことを知った。
女の子のセックスは気持ちが通じ合ってないと、なかなか深くはつながれないんだなあってわかった気がした。
私とトオルくんは婚約して、同棲をはじめて、子供ができたら結婚しようというところまで関係が進んだ。
トオルくんは私だけをみていてくれて、浮気なんてしないから、生ハメしていても何の不安もない。
不安がないと、セックスって本当にとろけるくらいに気持ちいいって、はじめて知った。
おまんこに直接ちんぽを挿入してもらって、直接つながって、おまんこの奥に精液を出されて終わるセックス。
私たちは夫婦じゃないけど、もうほとんど夫婦みたいな関係だった。
女としての喜びをかみしめていたある日、チャイムにドアを開けたら、サトルが立っていた。
「トオルいる?ちょっと約束があったんだけど。」
サトルはなんだかやつれた感じだったけど、トオルもすぐ帰ってくるだろうから、うちの中へ招き入れた。
私が作ったシチューを食べながら、部屋を見回したサトルは、
「もうすっかり新婚さんみたいだな。」
とつぶやいた。
「うーん。ま、そんな感じかも。」
なんだか居心地の悪さを感じた私は、早くトオルが帰ってこないかなとそわそわした。
「もしかして、トオルと生ハメしてる?」
サトルは冗談めかして、私にきいてきた。
「またそんなことを・・・。」
私は笑って、ごまかそうとした。
「トオルが俺に自慢してたよ。ハルカと生ハメするの最高に気持ちいいって。」
「ウソ・・・トオルくんがそんなこというはずない・・・。」
サトルはにやりと笑って、
「やっぱり、生ハメしてるんだね。」
といって立ち上がった。
「あいつ、結婚するまで、ハルカを大事にしたいから生ハメなんかしないとかいってたのに、嘘つきだな。」
暗い表情で私に近づいてくるサトルが怖くて、私は後ろに後ずさる。
「サトルには関係ないでしょ!子供ができたら結婚するんだから、別に生ハメだっていいの!」
「俺とは一回も生ハメしてくれなかったのに!俺だって、生ハメして、子供ができたら結婚するくらいハルカが好きだった!」
サトルは強引に私を抱きしめて、床に押し倒した。
「やめてよ!なにするの!強姦するつもり!」
「なんでトオルなんだよ・・・なんでトオルとは生ハメするんだよ・・・。」
サトルはぶつぶついいながら、私の服を引き裂いた。
暴れてもサトルの力が強すぎて、逃げられない。
「やだ!サトルとはもうしない!サトルの浮気で別れたんだから!」
サトルが私のおっぱいを舐めたとき、まるでなめくじが這ったかのような悪寒を感じた。
昔はあんなに好きだったサトルなのに、今ではもう嫌悪感しか感じない。
私はいつのまにか泣いていた。
パンティを脱がされて、足を広げられて、ちんぽを挿入されそうになる。
私は必死で抵抗して、挿入だけは防ごうとした。
「いやっ!やだあ!トオル!トオル!」
私が暴れながら泣き喚いていると、急に体が軽くなって、トオルが立っていた。
「大丈夫?ケガしてない?」
トオルがサトルを外へたたき出すと、私はトオルにしがみついて、わんわん泣いた。
そのまま、サトルにさわられた穢れを清めてもらうように、トオルとセックスして、なんとか落ち着いた。
サトルは私が生ハメさせなかったから、生ハメできるコと浮気したっていってたけど、生ハメさせていたとしても、浮気していたと思う。
だって、浮気って治らない病気だし、女の子のことを大事にできないっていうのも、たぶん、一生変わらないと思うし。
私はサトルみたいな生ハメして自分さえよければ、女の子なんかどうでもいいって思ってる男と結婚しなくてよかったと心から思っている。

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